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PMSに効果的なサプリ

(注目記事)PMS用改善サプリ女性のミカタで生理前の症状対策

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PMSは、まだまだ認知度が低い疾患ですが、徐々にPMS用のサプリが販売されてきたり、PMSに有効なハーブティーなどがみられるようになってきました。主に、オーガニック店で見かけます。

PMSに効果的なサプリは、ハーブがよく含まれています。そこで、この記事ではPMSサプリによく配合されているハーブについて調査を行い書いてみました。セントジョーンズワートは、結構知られているかもしれませんね。サプリやハーブティーとして薬局でも販売されていますから。

セントジョーンズワートは、SSRIと同じ作用を持っています。それゆえ、抗鬱作用が期待できるものとされています。

PMSサプリでよく使用されているハーブについて調べてみました。なぜ、このハーブがPMSに有効なのかを1つずつ書いてみましたので、ご参考くださいませ。

★セントジョーンズワート

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※写真はイメージです。

≪概要≫
セントジョーンズワートは、学名を「Hypericum erforatum:セイヨウオトギリソウ」といいます。ハイペリシンという物質が有効成分です。上記でも少しお話ししましたが、SSRIというPMSでよく処方される抗うつ薬があるのですが、SSRIと同じような働きをしてくれます。

SSRIと同じセロトニン再取り込み阻害作用というものがあり、簡単に言ってしまうと、脳内のセロトニンの濃度をうつ病にならないように維持してくれるものです。ちょっと難しく言うと、脳のシナプス間隙に貯まったセロトニンは、セロトニントランスポーターというセロトニンの量を調節しているものがあるのですが、このセロトニントランスポーターにより再取り込み(吸収)され、再利用されます。

再利用されると少しセロトニンの量も減ってしまいます。吸収され、分解されてしまうんです。PMSの鬱状態などで精神状態が安定していない状態だと、セロトニンの濃度がもともと低い状態です。そうなると、セロトニンが作用しにくい状態となります。

そこで、SSRIは、セロトニントランスポーターへ吸収(再取り込み)されないように作用してくれて、セロトニンの量をある程度高く保ってくれるのです。

≪適用用途≫
セントジョーンズワートの話題に戻りたいと思います。ヨーロッパでは、不安、鬱、睡眠障害の治療によく使用されているハーブです。ドイツでは医薬品となっています。そして、アメリカでは健康食品として販売されています。そのくらいポピュラーで効果も期待できるものなんですね。

軽度から中程度くらいの鬱には抗うつ薬と同じくらいの効果がみられたと報告されています。2002年の臨床試験で、375名のうつ病患者を対象に二重盲検試験を行い、プラセボよりも効果がみられたと報告されています。二重盲検試験とは、セントジョーンズワートを服用したグループとそうでないグループ(プラセボ)とで比較を行うことです。

≪副作用≫
副作用としては、
口の渇きやめまい、消化器に軽い副作用
がみられることもあるという報告があります。

セロトニン作用を強化する抗うつ薬と併用すると脳のセロトニン濃度を高くしてしまい、セロトニン症候群を引き起こしてしまう可能性もあります。セロトニンもやたらと摂ればいいということでもないのです。ですので、SSRIを服用している場合は必ず主治医の先生と相談してください。

★チェストツリー/チェストベリー

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※写真はイメージです。

≪概要≫
PMSサプリでよく配合されているハーブです。あまり日本人にはなじみがないかもしれません。ですが、古来から婦人科系疾患の治療として使用されてきました。中世では、生理痛の緩和に用いられていたとのことです。

1900年代半ば、ドイツの研究者は婦人科系の疾患に対するホルモンバランスの乱れを整える働きがあると示しました。今日のヨーロッパでは、月経前症候群(PMS)をはじめとする月経異常の治療に使用しています。

ミズーリ州やメリーランド州で分布されていますが、米国人にはあまり知られていないそうです。

≪適用用途≫
乳房痛(乳房の痛み)、PMS、生理不順、にドイツの保健当局ではチェストツリーが有効であるとしてします。医学誌「BMJ(British Medical Journal)」で掲載された臨床試験の結果では、178名のPMS女性にチェストツリーが有効であったと報告されています。3か月もかけた試験だったそうです。

イライラ、怒り、神経過敏、頭痛、乳房痛、などのPMSでよく見られる症状に対し、大きな改善が見られたということです。すごいですね。チェストツリー!

この臨床実験でも二重盲検試験が行われ、結果は、チェストツリーでいい効果がみられたのが52%。それに対し、プラセボでは24%だったとのことです。約2倍もの違いがありますから、チェストツリーがサプリに使われるのも納得です。

中国の北京でもチェストツリーを使用した実験が行われていました。208名のPMS女性を対象に、二重盲検試験を行いました。チェストツリーは、40mgのエキスを抽出し、それを摂取したPMS女性の症状緩和がみられたとのことです。販売されているPMSサプリも40mgのチェストツリーが配合されているものがほとんどです。

このように、チェストツリーは、PMSの精神面と身体面との両方の症状に効果を発揮してくれます。PMSにとっては万能薬といっていいかもしれません。

また、不妊症にも良いとされています。3か月毎日摂取したところ、プロゲステロンが受胎率が上がるレベルまで回復されたという研究結果もあるほどです。

≪副作用≫
大きな副作用は確認されていないのですが、ごくまれに不正出血や頭痛や胃腸などに支障をきたすこともあるようです。

★ブラックコホシュ

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※写真はイメージです。

≪概要≫
かれこれ40年以上、ヨーロッパでは生理痛や月経前症候群(PMS)の治療に用いられています。更年期障害にも用いられています。ブラックコホシュは、アメリカではチェストツリーよりも認知度があります。

最近では、米国で見直され利用が広がっているハーブです。

≪適用用途≫
神経過敏、不安、気分の落ち込みに良いとされていて、PMSの精神症状に有効作用がみられます。天然のエストロゲンに似た成分、フィトエストロゲン(植物エストロゲン)があります。また、ほてり、膣乾燥が改善されることが示されています。

セントジョーンズワートとの併用で付随的な効果が期待されています。これも二重盲検試験を行い、301名のPMS女性に対し、2つのハーブを併用した群の50%が症状の改善が見られたという報告があります。プラセボ群は、19%の改善が見られたとのことですので、ブラックコホシュ、セントジョーンズワートの組み合わせのほうが症状改善に有効だといえます。

ですが、先ほどセントジョーンズワートの項でもお伝えしました通り、SSRIなどの抗うつ薬を服用している場合は必ず主治医の先生に相談してくださいね。

ブラックコホシュは、含まれている化合物に抗うつ剤のように作用するものがあり、痛覚感受性を鈍らせる働きをしてくれるとのことです。byシカゴイリノイ大学の研究チーム

≪副作用≫
軽い胃腸障害が確認されていますが、臨床試験では副作用は認められていないとのことです。欧米諸国では、肝臓に疾患がある人には医療提供者の処方を義務付けています。

★当帰

≪概要≫
漢方のほうがなじみ深いかもしれません。当帰芍薬散もPMSでよく処方される漢方です。中国の伝統的な医学では、婦人科系の疾患治療によく用いられてきました。

欧米のハーブ療法家も同じように、月経トラブルに用いています。

まとめ

ハーブは、上記でもお伝えしたように3か月の臨床試験も行われているくらいですから、お薬と違って即効性があるものではありません。もちろん、人によっては効果がすぐにみられる場合もあります。1か月以上は続けてみるということが大切です。

まだお薬に頼りたくない!という軽度から中程度のPMSの症状にはPMSサプリは有効的です。PMSサプリによく配合されているチェストツリーはPMSの精神症状、身体症状ともに有効であることも臨床試験で示されていますので、チェストツリーが配合されているPMSサプリは試してみる価値はあります。

また、中国の臨床試験で40mgのチェストツリーの成分で実験を行い、こちらも症状の緩和がみられたという報告がありました。販売されているPMSサプリメントもチェストツリー40mg配合されているものが多いので、きちんと考えられて作られていますね。

ただ、もう死んじゃいたい!私なんていないほうがいいに決まってる!って思いが強かったりする重度のPMS症状の場合は、やっぱりお医者さんに診ていただくのが良いです。そして、SSRIなどのお薬を飲んで精神症状を早急に緩和することが一番かなと個人的には思います。

だって、死にたい!って思いは、ただ、PMSの症状がそう思わせてしまっているだけですから、その死んじゃいたいほどつらい気持ちをすぐに取り除いてあげることが先決です^^。

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