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生理前生理中は情緒不安定になる|これって婦人科に行くべき!?

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生理前生理中はとにかく感情の起伏が激しくなる

生理前から、生理が始まってからも情緒不安定で、感情の起伏が激しくなる。ストレスもあって、もう自分ではどうにもできないくらいの状態になってしまう。心が不安定すぎてベッドから起き上がれなくなってしまったり、なぜだか身体が震えて手も震えて止まらない。

生理前~生理中は、心も身体もとってもナイーブなので、ストレスを感じやすい状態になっています。ちょっとのことで心が過剰に反応し、自分が拒否されているようなそんな感覚を味わうこともあるかと思います。

やっぱり自分なんてダメなんだとか、私ってどうしてこうなの…とか、とにかく誰かと比べて自分は劣っていると感じ始めたり、マイナス思考まっしぐらになってしまい、このまま生きていくのが怖いとか思ってしまう場合もあるかと思います。

これって生理前症候群??激しい恐怖と不安に襲われる

生理前~生理中ずっとこんな情緒不安定で激しい恐怖に不安も襲ってくる。このような精神状態を感じている場合、PMS(生理前症候群) の可能性大です。

ただ、手や身体が震えてしまうほどの症状を患っている場合、精神的な症状がかなり多く出ている様ですので、PMDD(月経前気分障害) である可能性の方が高いです。

PMSよりPMDDかも

PMSよりも精神症状がより多く出てしまっている場合、PMDD(premenstrual dysphoric disorder:月経前気分障害) かもしれません。

PMDDは以下の4つのうち1つ以上満たすとPMDDである可能性があります。
①著しい抑うつ気分、絶望感、自己卑下の観念
②著しい不安、緊張、緊張が高まっているとかいらだっているという感情
③著しい情緒不安定、(例 突然、悲しくなる、または涙もろくなる、という感じ、また拒絶に対する敏感さの増大)
④持続的で著しい怒り、易怒感、または対人関係の摩擦の増加

PMDDを生じている場合、心がとても辛いと思います。絶望的な感情が沸いてきて、自殺願望がある場合も多いです。私なんて生きてる価値なんてないって思ってしまうんですね。

それから、自己卑下以外にもいら依頼が募って、家族や友人など身近な大事な人たちを傷つけてしまったりなど、そういうケースも見られます。

実際にPMDDを発症している女性がどれくらいの割合かを大阪樟蔭女子大学の論文で発表されたのが4.2%との事です。年齢20~50歳の看護師861名で質問票をもちいて調査を行った結果です。約36名の女性がPMDDの診断基準を満たしているという事です。

あなたはこの数字、多いと思いますか?少ないと思いますか?諸外国とほぼ同等の割合でPMDDの症状を訴えている女性がいるのです。

PMS・PMDDを診てくれる婦人科の受診がいいかも

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これだけ生理前から生理中にかけて精神症状を訴えて、日常生活にも影響を及ぼしているようなら、病院に行くことが賢明です。

婦人科を受診されると良いのですが、ここで注意しておかなければいけない点があります。それは、PMSおよびPMDDについてきちんと把握しているお医者さんがいるかどうかです。ちゃんとPMS・PMDDについての知識を持ち合わせていないお医者さんですと、的を得た診察を行ってもらえないことも多いのです。

というのも、PMSやPMDDについてはまだ分からないことが多く、どのように判断すべきか分からないという事が一理あります。ですから、PMS、PMDDをちゃんと知り、診てくれるお医者さんのいる婦人科を選んでください。

もし、婦人科が近くにない場合、心療内科や精神科でもPMS・PMDDについて診断してくれる病院もありますので、先ずは専門家と治療法を相談するようにしてみてください。

PMDDにはSSRIが効果的

PMSが起きる原因として、よくホルモンバランスが崩れているからという事が言われているのですが、それが原因とは言い難いという研究結果があります。
というのも、PMS女性と非PMS女性とで、血液検査を行ったところ、確かに生理前はホルモンバランスは乱れていますが、どちらも女性ホルモンの数値に際はみられなかったという調査結果が発表されています。

最近のPMS研究では、女性ホルモンと神経伝達物質のセロトニンとの関係がPMSを引き起こしているのではないかと言われています。女性ホルモンの低下とともに、セロトニンも低下するということが原因だという説が現在有力です。

重めのPMSやPMDDがSSRIというお薬が有効なのもセロトニンの低下が生理前の不快症状である月経前症候群を引き起こしていることを裏付けています。

SSRIはどんなお薬かというと、簡単に言ってしまうと抗うつ剤です。抗うつ剤も色々なものがありますが、SSRIはセロトニンに効果的に働きかけることができる抗うつ剤です。よく重めのPMS症状を感じている患者さんや、PMDDの患者さんに処方されています。

効果は、プラセボとの比較でSSRIの方がより改善の効果がみられたと報告されています。

とっても辛いPMS・PMDDを治すにはお薬に頼っても良いかも

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お薬を飲むのもちょっとためらってしまう場合もありますよね。副作用が心配だったり、抗うつ剤を処方されるっていうのが、気持ち的に引っかかってしまったり。会社の人や友人に抗うつ剤を飲んでるって知られるのが怖いとか、色々な不安があるかと思います。

もちろん、お薬ですから副作用がないわけではありません。飲んでみて吐き気や体調がすぐれなくなってしまったら、他のSSRIに変えてもらったり、主治医の先生と相談しながら様子を見てみると良いと思います。

だったらピルの方が飲んでるのばれても生理不順でとか言えるし、飲んでる子も周りにいるし…。って思われるかもしれませんが、本当に辛い精神症状を本当に治したいのなら、先ずは“今”感じているとーっても辛いイライラや情緒不安定さであったり、恐怖感であったり、身体の震えだったり、自己否定であったり、自殺願望であったりをどうにかするのが先決です。

前向きに治したいという気持ちを持ち続けることが大切です。それに、自分の心の不安定さで大切な周りの人たちを傷つけてしまうのも辛いですよね。何よりあなたが一番辛いかと思います。

実は、SSRIはピルよりも手軽なんです。というのも、毎日飲む必要はなく黄体期、つまり、重めのPMS、PMDDの症状が出ている時にだけ飲めばいいんです。なので、飲み忘れることもないです。

SSRIがなければ生理前を乗り切ることが出来ないということにならないために

もちろん、SSRIにだけ頼っていれば良いという訳ではありません。セルフケアもしっかり行うことで、早く生理前の不快な症状を改善させ、薬なしでも大丈夫なようにしていくことが最終的な目標です。

その為には、先ずは始めやすいところで食事療法から始めてみましょう。重めのPMSやPMDDになってしまう場合、女性ホルモンの乱れとともにセロトニンが低下するというお話をさせていただきました。で、このセロトニンというのは、ご存知かもしれませんが、幸福ホルモンとも言われているものです。

セロトニンが不足すると無気力になったり気分が落ち込みやすくなったり、睡眠障害がおこるなど精神に支障をきたしうつ病になりやすい状態となってしまいます。

つまり、PMSの時期に、このセロトニンを増やすことができれば、精神症状も改善させることができるということです。

セロトニンを増やすための食事療法

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セロトニン自体は食品に含まれてはいないんです。セロトニンを増やすためには必須アミノ酸であるトリプトファンを含む食品を食べることで体内にセロトニンを作りだすことができます。

トリプトファンが含まれている食品はこちらです↓
豆腐、納豆、味噌、醤油などの大豆食品
チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品
それから、ごま、ピーナッツ、卵、バナナ

などがあげられます。

トリプトファンの含まれている食材を食べただけではだめなのです。トリプトファンを脳に送り込んで脳内にセロトニンを作りださないと意味がないので、トリプトファンを脳に送るためには炭水化物も一緒に食べる必要があります。

ですので、ご飯や玄米、いも類、小麦粉やライ麦などと一緒に食べるようにしてください。そう考えると和食ってとても良いんです。ご飯とお味噌汁って心と体に良いのでぜひ1日に1回は食べるようにしてみてください。

セロトニンを増やして活性化させるには

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その他にも、光を浴びるとセロトニンが作られると言われています。心が不安定になっている時に外に出るのもなかなかしんどいとは思いますが、昼間は外に出て日光を浴びてください。さらに、ウォーキングなど軽い有酸素運動をとり入れることでもセロトニン神経の活性化に繋がります。室内でラジオ体操も良いですよ。

あと、食べる時に咀嚼の回数を多めにするとセロトニンが活性化されます。

このように、トリプトファンを脳内にとり入れ、セロトニンを作りだし、セロトニンを活性化させることを続けていると、セロトニンの分泌量が増えていき、持続率も上がります。

ですので、食事療法やほんのちょっとの運動から始めて脳内のセロトニンを増やすことと活性化させることを行ってみてください。

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