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PMSの原因

(注目記事)PMS用改善サプリ女性のミカタで生理前の症状対策

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PMSが起こる原因は、女性ホルモンのバランスが崩れているため、起こるといわれていますが、最近の研究では女性ホルモンが原因という事実は否定的です。

最近のPMS研究において、通常女性とPMS女性とで、血液検査を行った結果、血中のエストロゲン値、プロゲステロン値の状態に差異がなかったということが報告されています。

女性ホルモンというのは、卵巣ホルモンのことで、エストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。

以前では、エストロゲン(卵胞ホルモン)が多すぎたり、少なすぎたり、プロゲステロン(黄体ホルモン)が多すぎたり、少なすぎたりということが原因だとされてきました。

そのため、1930年代の事、当初PMS研究の最先端を担っていたニューヨークの精神神経科医のR・T・Frank医師が研究されていた当時は、多すぎる卵胞ホルモンを出してしまえばいいとして、大量の下剤を飲ませるという荒療治を行っていました。

では、最近のPMS研究では何が原因だとされているかというと、PMSの原因として、もっとも注目されているのが、セロトニンなどの神経伝達物質の低下が原因とされる説です。

これには裏付けがあって、精神的症状が重度のPMSやPMDDであると、うつ病の薬として知られているSSRI(selective serotonin reuptake ihiitor=選択的セロトニン再吸収阻害薬)が、PMSに有効であるということが分かってきました。

SSRIというのは、セロトニンの濃度をある程度高く維持してくれる抗うつ剤です。つまり、SSRIが有効であるということはセロトニンがPMSを引き起こすことに関係しているのではないかということです。

セロトニンは、意欲や活力にかかわる神経伝達物質です。セロトニンが欠乏すると何もかもが嫌になったり億劫になったりと憂鬱な症状が現れます。

さらに、女性ホルモンとして知られている卵巣ホルモンは、どうやら脳内の神経伝達物質の活性に影響を与えているらしいという見解があります。卵巣ホルモンは、脳の視床下部というところが司っています。視床下部というのは、自律神経を司っているところなので、セロトニンと深い関係があるということになります。

卵巣ホルモン総量の変動の波が大きすぎると、視床下部が影響を受け、情緒不安定な状態を引き起こすと考えられています。さらに、ホルモン分泌の変化が大きいと、血糖値の不安定さを引き起こしそれが原因でイライラや怒りっぽさを発生させます。

月経前にやけに甘いものが食べたくなるということはありませんか。これは、血糖値が低下しているために欲しているためです。

血糖値は、最適値でなければなりません。そのため、体内には上限と下限の自動コントロールが存在します。血糖値が高くなりすぎると、上限のコントロール機能が働いて、インスリンを増量させます。また、余分な血糖を尿として排出してくれます。血糖値が低くなりすぎると、アドレナリンが湧き出します。アドレナリンによって、体の細胞に蓄えられている糖を放出してくれるのに役立ち、糖が血液中に入ります。こうして、血糖値は最適値に保たれている訳です。

ふつう、女性は血糖値が低くなり、アドレナリンの湧き出しが起こるまで4~6時間過ごすことが出来ます。ちなみに男性はもっと長く、7~8時間です。

下限のコントロール機能は月経前に高められます。PMS女性は尚更コントロール機能が敏感に働きます。その結果、糖を摂らないと3時間という短い時間で血糖値が下がり下限のコントロール機能が作動し、アドレナリンが湧き出します。

血液中の糖は、炭水化物の分解から始まりますので、PMS女性は、炭水化物を3時間おきに食べるということが必要になってきます。

アドレナリンというと、意欲的になって仕事がはかどるようなイメージがありますが、アドレナリンというのは、闘争、逃走、恐怖のホルモンです。アドレナリンの蓄積は、PMSで起こる、突然の爆発的な苛立ち、憤り、パニック、混乱、不安の原因になります。

●闘争⇒攻撃⇒激怒⇒神経過敏(イライラ)
●逃走⇒引きこもり⇒抑うつ⇒混乱
●恐怖⇒パニック⇒不安⇒心配

このように、アドレナリンはPMS症状を引き起こす原因と言えます。

さらに、低血糖の影響は、PMSの暴飲暴食やむくみを引き起こします。低血糖の状態であると、糖の代わりに水分が細胞に入ります。そうなると、“食べたい!”という衝動が抑えきれず、過食状態になります。過食は、月経前の緊張や水分の貯蔵が最高潮の時に起こるというが言われています。

つまり、血糖値が低く、水分が血液中に入ってしまう場合に過食状態が引き起こされているという訳です。長時間の低血糖をなんとか防ごうと身体が反応し、自然と防衛反応が起こっているという状態です。

むくみは、糖の代わりに血液中に水が入ることで発生します。そのことにより、体重増加や、イライラ、緊張なども引き起こします。さらに、血液中に水が入りむくみが発生するということは、手足や顔の浮腫み以外にもあらゆるところに支障をきたします。

例えば、脳に水分が溜まれば、頭痛、眠気、さらにはイライラを発生させる原因になります。耳の奥に水が溜まれば、めまいを引き起こし、腸管内に水分が溜まれば便秘になりがちになります。

低血糖ということは、脳にセロトニンを送り込むこともできない状態です。セロトニンは、血管の中で作用するだけでなく体全体にあります。その中でも、脳内にセロトニンを増やすことで、抑うつ症状を抑えることが出来ます。

まず、第1段階として、セロトニンを増やすためには、必須アミノ酸であるトリプトファンを摂取する必要があります。必須アミノ酸というのは、体内にはない成分なので、体外から摂取しなくてはなりません。

トリプトファンが多く含まれている食品は、
豆腐、納豆、味噌、醤油、などの大豆製品、
チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品や、
ゴマ、ピーナッツ、卵、バナナにも多く含まれています。

肉にもトリプトファンが多く含まれているのですが、動物性たんぱく質は、脳に取り込みにくいという性質がありますので、セロトニンを増やすという目的であれば、上記に記載した食品を食べることが有効であるといえます。

トリプトファンを体内に取り込めたら、脳に送り込み、脳内にセロトニンを増やしていくということが第2段階です。

血糖値が低い状態である場合、トリプトファンを脳に送り込むことが出来ません。そのため、血糖値を上げる必要があります。血糖値を上げるためには、でんぷん質の炭水化物を食べることが必要です。

でんぷん質の炭水化物というのは、米、玄米、小麦、オート麦、ライ麦、じゃがいも、トウモロコシなどが挙げられます。

トリプトファンが含まれている食品とでんぷん質の炭水化物を一緒に摂取することによって、トリプトファンが脳へ送り込まれ、セロトニンを増やすことが出来ます。

また、セロトニンを活性化させ、さらに持続させるためには、次の3つのことが必要だといわれています。

●太陽の光を浴びること、
●リズムのある運動、例えばウォーキングやランニング、呼吸、咀嚼をしっかりと行うこと、
●人と触れ合うこと、この3つが必要だといわれています。

というのも、セロトニン活性化行動を行っても、セロトニンの活性が持続するのは、30分~2時間程度ということなのです。

そこで、3か月ほどセロトニン活性化行動を続けることによって、セロトニンの活性持続力が増えるということです。何か一つでも3か月続けることが出来ると、セロトニン活性の持続力がどんどん増えていくことが見込まれます。

セロトニンはサプリメントでも増やすことが出来ます。ただ、セロトニン自体を直接摂取するのではなく、トリプトファンのサプリを摂取していきます。トリプトファンのサプリメントは、摂りすぎてはいけません。尿などの排泄物として体外へ排出されてしまえばいいのですが、脳に取り込みやすいという性質を持っているので、セロトニン症候群を引き起こしやすい状態となってしまいます。飲みすぎは厳禁です。

セロトニンは増えすぎるとセロトニン症候群という症状を発生させます。セロトニン症候群の症状としては、痙攣、幻覚を見る、高熱が出るという症状を引き起こすこともあります。

ただし、トリプトファンを多く含む食品を摂りすぎたからと言って、セロトニン症候群にはなりませんので大丈夫です。

まとめると、PMS女性は低血糖を起こしやすい状態となっています、血糖値が低い状態だと、アドレナリンが放出され、糖が細胞から血液中に移動します。糖の代わりに水が細胞に入るため、食欲が増し、浮腫みも生じてきます。

むくみにより、体重増加、緊張、イライラといった精神面での抑うつ症状もひきおこされるという仕組みが出来上がってしまいます。

これを改善するには、でんぷん質の炭水化物を食べることにより血糖値を上げ、正常値に戻すこと、神経伝達物質であるセロトニンをトリプトファンの摂取により脳内でセロトニンを作り出すこと。

さらに、セロトニンを活性化させるために、太陽の光を浴びること、リズムのある有酸素運動などの運動を行うこと、人と触れ合うこと、が重要です。3か月以上これを続けてみることによって、セロトニン活性が持続するようになるので、継続して行うことがとても重要となります。

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