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PMSて何?

(注目記事)PMS用改善サプリ女性のミカタで生理前の症状対策

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PMSってホルモンバランスの乱れた状態?

PMS(月経前症候群) は女性ホルモンのバランスが崩れた状態で起こるものだと言われていました。女性ホルモンというのは、正式には卵巣ホルモンと言います。そして、卵巣ホルモンには2種類あって、卵胞ホルモン(エストロゲン) 黄体ホルモン(プロゲステロン) があります。

卵胞ホルモン(エストロゲン)が多すぎる、黄体ホルモン(プロゲステロン)が多すぎる、または、エストロゲンが少なすぎる、プロゲステロンが少なすぎる、という事が言われてきていたのですが、最近の研究では女性ホルモンのバランスだけが原因ということは否定的です。

というのも、通常女性とPMS女性とで血液検査を行った際に血中のエストロゲン値、プロゲステロン値の状態に差異がなかったという研究結果があります。

男性には特に理解しがたい生理前の症状

PMSはまだとても認知度の低い疾患です。そのため、女性自身はおろか、男性には理解しがたい症状です。単なる生理前のことなのだから…と、我慢してしまう女性はとても多いです。

それでも、生理前の精神的なイライラや不安、自己卑下といった抑うつ症状はとても辛く、中でも人間関係を壊してしまったり、家から出られないほどの精神的苦痛を体験している女性も多くいます。

食欲亢進も体験している女性も多く、生理前の状態になると、悪魔にでも取りつかれたかのように食べても食べても食べたりないという気持ちになってしまう人もいます。逆に、食欲がなくなる場合もあります。その場合は、吐き気の症状も一緒に感じている場合もあります。

また、身体的症状も辛く、腹痛や腰痛、胸の張り、便秘、下痢、めまい、吐き気などといった症状に見舞われ、社会生活にも影響を与えてしまっている場合もあります。

生理前の症状くらいで…という考えでやり過ごす人が多い

それでも、PMSの認知度の低さから、セルフケアを行っていなかったり、レディースクリニックへの受診を行わず、やり過ごしてしまう人が多いです。

PMSは、月経の周期に伴い、周期的に起こってくる症状であるということを、自覚するだけでも仕事や日常生活、人間関係に与える悪影響を少なくすることが出来ると報告されています。プラシーボでも約30%ほどの効果があるということも報告されていますので、私はPMSという症状だったんだと分かるだけでも落ち着けると思います。

PMSが研究され始めたのは1930年代から

PMSを最初に研究されたのは1931年のことで、ニューヨークの精神神経科医 R・T・Frankという医師が始めました。月経前緊張症(premenstrual tension:PMT)という命名しました。最初はPMSではなくPMTと言われていました。

その次に、1953年、Green医師とDalton医師が、月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)と命名しました。これが今も使われているPMSという名称です。PMSと命名されてから、まだ60年ほどしか経っていないんです。

そして、PMSの精神症状が悪化した状態であるPMDDは、1987年に、アメリカの精神医学会が、「精神疾患の分類と手引き」(DSM)という研究書の第3版(DSM-Ⅲ-R)において、月経前の精神症状を黄体期後期不機嫌性障害(LLPDD)と名づけました。

しかし、フェミニストの間で反論があり、一旦保留となりました。

2000年になり、DSM第4版で、特定不能のうつ病障害:月経前気分障害(premenstrual dysphoric disorder:PMDD)と名前を変えます。

さらに、2013年に発表されたDSM第5版で、うつ病性障害(PMDD)として診断基準が示されました。

まだまだ解明されないPMSとPMDD

PMSもPMDDも、これほど最近研究がおこなわれている分野なので、婦人科医ですら、PMSと判断できず、適切な処置を行えない場合も多いようです。症状自体も200種類以上も存在しているということであるため、PMSについて詳しい医師でないと正しい処置を施すのも難しいようです。

PMSに詳しい医師のいるレディースクリニックや精神科では、QOL(Quality of Life) の概念が広まっています。医療は、悪い臓器を治すだけでなく患者さんの苦痛を取り除くことにも注力を注ぐべきだという考え方が広まっています。

そのため、「こんな症状だけど、病院に行っても大丈夫かな…」とか、「病気というほどではないかもしれないけど…」と遠慮せず、婦人科を受診してみると、今の不快症状を改善でき、生理前に限らず毎日を心地よく過ごすことが出来ると思います。

実際に、クリニックを受診し、PMSの症状の説明と生活指導を受けただけで、薬を飲まずに済んでしまう人も大勢いるとのことです。もちろんどうしてもしんどい場合には、薬を処方してもらえます。

とにかく今ある苦痛を取り除くのが先決です。あなたにあった対処法を施してくれます。良くなれば、薬なしでも平気になり、PMSだって治ってしまいます。

ありきたりだけど、PMSを治すには生活習慣の改善が第一

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PMSの非薬物療法として、特に重要視されているのが、生活習慣の中核をなしている、運動・栄養・休息です。当たり前のことだと思われがちですが、PMSを治すためにはとても大切なことです。

実際に、PMSでイライラや不安を感じている女性に共通することは、朝食を抜いているということ、ダイエットを行っているということ、炭水化物を控えているということが挙げられます。

食事はPMSを改善させるのにとても重要なファクターです。食事を見直すことは、PMSの改善にとても有効な手段です。

あなただけじゃない!PMSで悩んでいる女性は多い

PMSで悩んでいる女性は多数存在しています。530名の18~22歳の女性にアンケートをとったところ、PMSの精神面の症状を感じている女性は多く、不安緊張感は、51.4%涙もろさは54.8%怒りイライラは81.8%という結果があります。(「若年女性における月経前症候群(PMS)の実態に関する研究」大阪樟蔭女子大学)

また、PMDDに関しても、米国精神医学学会の診断マニュアル(DMS-Ⅳ)に基づいたPMS、PMDDスクリーニングツールを用いて実態調査を行った結果、618名のうち、重度のPMSと思われるものが73名(11.8%)PMDDと思われるものが16名(2.6%)という結果がありました。

これは、米国での研究結果ですが、日本人成人女性の比率と変わりはないとのことです。PMS、PMDDともに、生理前の精神症状において苦痛を感じている女性はこれほどまでいるということなのです。

PMS・PMDDで少しでも悩むことがあればセルフケアと婦人科受診

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すこしでも、PMS、PMDDではないかと思われる場合、セルフケアを行うことや、婦人科への受診を検討してみてはいかがでしょうか。

このサイトに来ていただいたあなたは、きっと、イライラや不安で仕事や勉強がはかどらないということがあったり、集中したいのに、過去にあった嫌なことを思い出し、何もできず休日を台無しにしてしまったりということがあったかと思います。

PMSの症状で壊れてしまった関係もあるかと思います。PMSの症状で自分自身が辛い思いをするよりも、人間関係に影響を及ぼし、相手を傷つけてしまったり、不快な思いをさせてしまうことの方が辛いですよね。

パートナーにもPMSについて説明し理解を求めることが大事

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そのため、パートナーの理解を求めることもとても重要です。男性は生理もありませんし、ましてや認知度の低い生理前のPMSという症状なんて理解することが出来ません。なんとなく、「生理前は機嫌が悪いんだな…」ということはわかってはいても、私のPMSの症状を肌で感じろ!理解しろ!なんて思っても分かりっこないんです。

PMSの時はどうしても「そのぐらい察しろ!」って思ってしまいますけどね。ですので、PMSではないときに、きちんとパートナーに話して、理解をしてもらうということを行うと関係もスムーズになります。

「このままでは夫に(彼に)愛想をつかされてしまうかも…」
「彼が出来てもいつも長続きしない」
「会話をしたくない」
「なんか隣にいるだけでムカムカしてくる!」
「なんかいちゃもんつけて理由作ってでもケンカしてやりたい!」

と攻撃的になったかと思えば、

「どうせ私なんて…」

とか、卑屈になってしまい、どよーんと暗くなって何を聞いても「うん」しか言わなくなってしまったり、「話しかけないで」とか言ってしまったり、自分がパートナーの立場だったら、疲れる…こんな女と付き合ってらんないって思うような女になってしまいます。

後になって、なんであんなこと言ってしまったんだろうとか、なんであんな態度をとってしまったんだろうとか自己嫌悪に陥ることもありますよね。

PMSで周囲に迷惑をかけないために、セルフケアでしっかり治療!

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ですので、パートナーには、きちんとPMSの症状を伝える必要があるわけです。女性にはPMSという状態があって、程度の差はあるけれど、誰しもに訪れること。私もその状態で、心が乱れてしまって自分ではどうにも感情のコントロールが出来なかったり、体調も悪くなって、イライラしてしまうの、ということ。決してあなたのことが憎いわけでも嫌いになったわけじゃないっていうことをパートナーに伝えてみましょう。

そして、かなりパートナーに迷惑をかけてしまっているようなら、こういう対策(治療)をしているの。だから、症状を良くしようと努力もしているのということも伝えておくと信憑性も増して良いと思います。

ただ、完璧に納得してもらうのは難しいと思います。当の女性ですら、PMSについてきちんと理解している人は少ないのですから。PMSはまだ研究段階の疾患ですので、はっきりしたことが分かっていないものなのですから。

それでも、女性側としては聞いてもらえただけで安心しますし、男性側としても話を聞いたことで、なんとか理解しようと努めてくれます。何も知らないよりは、「そうだったんだ…」と思ってくれます。

一緒に住んでいる場合は、家事を手伝ってくれたり、子供を見てくれたりしてくれることもあるみたいです。言わなければ男性は鈍いのでわからないんです。

女性のQOL(Quality of Life) を実現させるためにも、セルフケアや、婦人科への受診を行い、生理前の憂鬱な状況を乗り切って、PMSを恐れずに生き生きと女性が活躍できることを切に願っています。

<参考文献>
・「若年女性における月経前症候群(PMS)の実態に関する研究」大阪樟蔭女子大学
・青年期女性における月経前症候群(PMS)の実態について

PMS体験談はこちら>>

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